第2あつべつ幼稚園は札幌市厚別区厚別西にある幼稚園です。

園便りでは日々の園児のようすなどをお知らせします。

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園便り

5月号

さわやかな風と暖かい日差しに、心も体も和らいでくる季節となりました。 新学期が始まり、早1か月が経ち、小さな子の泣き声と笑顔もたくさんみられるようになってきました。「おはよう~!」と元気に登園してくれる姿、先生や友達と仲良く遊んでいる姿、自分で身支度をしている姿、毎日の子どもの成長を嬉しく思っています。又進級児が小さい子のお世話や片付けと張り切って頑張っている姿も、頼もしく思っていました。

連休明けから平常保育となり、いよいよ本格的に園生活が始まります。新入園児も少しずつ友達が出来たり、子ども達の活動・行動も広がっていきます。戸外での活動も多くなっていきますので、ますます元気に過ごしていきたいと思います。そして、子ども達と様々な活動を重ね、信頼関係を深めながら楽しい園生活を送っていきたいと思います。

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今月の保育主題

讃嘆(さんだん)~たたえます~

今月の主題は、「讃嘆」(さんだん)、「たたえます」です。「たたえる」とは、価値高きもの、素晴らしきものへの驚き、それへの敬いとあこがれ、また、それと身近に親しく交わり合える喜びのことをあらわす意味を持つ言葉であります。

当園の保育は、仏教の教えを根本としております。4月にも申し上げましたが、在園中に少しでも「自分一人で生きているのではなく、みんなのおかげで生かされているんだ」という気持ちを、こどもたちの小さい胸の中に芽生えさせたい、また、そのお手伝いをしたいという願いの中で保育をさせていただいていると申し上げました。その仏教をお開きになられましたのは、お釈迦様というお方でありますが、幼稚園では特に仏様のことを、「ののさま」(敬うべきものへの幼児語)と呼ばせていただいております。これから、覚えていく歌などで、その名前がでてくることになります。その「ののさま」が私達、あらゆる生きとし生けるものに対してお残しになられた教えから、私達は、「いのちの尊さ、あらゆる人との関わり」を学ばせていただく、人生の糧として生かせていただこうと、そういう願いの中で日々保育に携っています。「いのちの尊さ」「自分以外の人との関わり」「生きる術」、それらを2500年以上も前にあらゆる人々に対してお残しになられた「ののさま」に対して、私達が日頃から感謝の姿勢をあらわすことはとても大切なことであります。幼稚園では、各教室で朝の会、帰りの会の時に手を合わせてご挨拶をしたり、週一回の合同礼拝(仏讃)を通して、仏様を敬う心を育てていきたい、いのちの大切さ、あらゆるものへの感謝の気持ちをこどもたち一人ひとりに持ってもらいたいと考え、それを実行させていただいております。

私達が、生かされている現代社会をふりかえってみると、なかなか人やものを敬うことが出来ない、出来なくなってしまった私達。日頃から、自分さえよければそれで良いと、ついつい、損得勘定しながら生活しがちな私達ですが、こどもたちには、今が一番大切な時期であると考えております。仏様を敬う心、讃える心が、お友達、おとうさん、おかあさん、先生を讃えられるようになり、その人たちからいただく温かい心を感じ取って、感謝出来るようになり、自然の恵みやそれらの恩恵に気づかされ、あらゆる生き物を大切にするという心を育てることに通じていくのだと考えております。それが、今月の主題、「讃嘆」の心であります。こどもたちと共に私達もお育ていただきたいものであります。 

合掌

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5月の保育目標

0歳児(たまご組)
・春の自然に触れながら、戸外活動を十分に楽しむ
・保育者との触れ合いの中で信頼関係を深めていく
1歳児(ひよこ組)
・生活リズムや環境に慣れ、安定して過ごす
・春の自然に触れながら、散歩や戸外遊びを楽しむ
2歳児(うさぎ・りす組)
・明るくのびのびと行動し、充実感を味わう
・いろいろな遊びに興味を持ち、安心して園生活を送る
3歳児(こあら組)
・保育者に見守られながら簡単な身の回りのことを自分でしようとする
4歳児(ぱんだ組)
・遊びや活動を通して、新しい友達とも関わり気の合う友だちを見つける
5歳児(らいおん組)
・春の自然に目を向けながら、戸外でのびのびと活動する
・通常保育のリズムを取り戻し、自分たちで意欲的に生活を進める

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おしらせ・おねがい

  • 6日(金)より平常保育となります。月火木金曜日が給食、お弁当で13:30降園、水曜日が午前保育で11:30降園となります。
    保育時間が長くなり、心身共に疲れたり、体調を崩しやすくなりますので、規則正しい生活を心掛け、体調には十分お気を付け下さい。
  • 今年は5/3日~5/5日がゴールデンウィークとなりました。今年は戸外へ出掛けられるご家庭も多いと思いますが、コロナの感染予防を気を付けながら、家族で楽しいお休みを過ごしてくださいね!連休明け、笑顔で登園してください!楽しいお話と一緒にみんなに会えるのを楽しみにして待ってます!
  • 5月4日は『やすらぎ学園』の開園記念日です。(今年は5月2日に振替させて頂きました)今年で53年目を迎えます。今では、卒園児が保護者となり、お子さんと手をつなぎ登園して下さっています。たくさんの方のお力添えを頂きながらこれからも、心の教育を大切にし、地域に根ざした幼稚園として、歩ませて頂きたいと思っております。
  • 5月の第2日曜日は母の日です。子ども達も大好きなお母さんへ、日ごろの感謝の気持ちを込めて、ありがとうを伝える為にお母さんに秘密でどんなことをしようかクラスの先生やお友だちと相談しています。大好きなお母さんに!と内緒で一生懸命どの子も取り組んでいます。8日を楽しみにしていてくださいね!(6日に持ち帰ります。)
  • お便りの間違えが多く皆様にご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。

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ご理解・ご協力をお願いします!

  • 戸外で活動が多くなります。制服を脱いで活動しますので、天候に合わせてジャンバーなどを着せてください。記名を忘れずにお願いします。また、ジャンバー、制服にかけひも付けてくださいますようお願いします。
  • 外での活動ができない日は、体調が悪いということでコロナウイルス感染防止からお休みをお願いしていますので、よろしくお願いいたします。

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おしらせ

毎日おいしい給食を作ってくださった栄養士の船場さんが今月をもって退職することになりました。いつも子どもたちを「かわいいね」「すごいね」とほめて下り、子どもたちの成長を楽しみにしてくれていました。嫌いなものも食べられるようになったり、残さず食べられるようになったり、本当にお世話になりました。船場さんありがとうございました!

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行事予定

9日~13日 参観週間
らいおん・ぱんだ・こあら組の参観日です。
密を避けるために一家庭2名までの参観とさせていただきます。時間も短いのですがよろしくお願いいたします。参観の日時は決まりましたら担任よりお知らせいたします。
たまご・ひよこ・うさぎ・りす組は親御さんの気配を感じただけでもまだ泣いてしまいますので、もう少ししてから参観日をも設けますのでお待ちください。
17日(火) いも植え
年長組が種芋からジャガイモを育てます。秋においしいお芋ができるように、雑草を抜いたり水をあげたりして、お芋の成長を観察しながら収穫をむかえます。
この日、らいおん組は畑に入りますので、長靴、軍手、汚れても構わない服装で登園してください。
21日(土) 降誕会
この日は浄土真宗の宗祖であります親鸞聖人のお誕生日です。
いろいろなことを私たちに教えてくださった親鸞さま!子どもたちとは仏参の中でお祝いをします。この日は安楽寺で降誕会の法要があります。参加希望の方はお知らせください。
26日(木) 誕生会
5月生まれ14人のお友達の誕生をお祝いします。
27日(金) 親子遠足
この日はうさぎ・りす・こあら・ぱんだ・らいおん組の親子で大型バスに乗って円山動物園へ遠足に行きます。皆様のご協力をいただきながら感染予防をして、楽しい時間を過ごしたいと思います。ひよこ・たまご組はまだ、集団行動をするには生活リズムが整ってませんので、来年、再来年に出かけたいと思います。

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